少しずつ冬の訪れを感じますね。kaiiです。
南三陸町志津川町の志津川中学校仮設団地の感謝祭に来ました。
参加している人たちがみんな笑顔! 風は冷たい1日でしたが気持ちがとても温かくなりました。
南三陸町の仮設住宅に住む女性たちが作った作品も販売されていました。
「みんなが笑顔になりますように」 |
小物の販売をしていた女性は、
「仮設住宅で、皆で集まって小物を作っています。集まって話をしながら作業していると楽しいですよ。毎日、皆が笑顔で元気に暮らしたいですね」
と話していました。
ほぼ毎月来ているという、石川県災害ボランティア協会TeamJ.の皆さんは地酒を振る舞っていました。
「いつまでも共に明日の日を目指して生きていこう!」
南三陸町を中心に活動してきたTeamJ.の皆さんの「いつまでも共に」の言葉に心強さを感じました。
地元のさんさカフェの皆さんは、地元の顔なじみの皆さんと会話を楽しみながら、ポトフや豚汁などを振舞っていました。
「復興はみんなで作り上げていくもの」地元で生きる人たちの強い思いを感じます。
「今日は寒いことね。豚汁温かくておいしいですよ。皆さんに感謝、ありがたいね」
と会場に来ていた女性が話していました。
ステージでは、沖縄、東京などから来た音楽家の方々が懐かしい音楽や歌で会場と交流していました。
神戸市から毎月来ているというボランティアの皆さんは、南三陸町や気仙沼市を中心に訪問を続けていました。
震災の記憶の風化を心配して、毎月神戸市で復興を語るカフェをしていることなどを話していました。
震災という悲しい出来事が「人」と「人」の繋がり、「心」と「心」の繋がりを作ったことを強く感じた1日になりました。
(取材日 平成24年11月23日)