こんにちは、Chocoです。
最近、朝の冷え込みが増してきましたね。
布団から出られず苦戦している毎日です。
そんな私をシャキンと起き上がらせてくれるような、とてもパワフルな方と今月お会いしました(笑)
そして、とても温かいお話を聞いたので、そのことを紹介します。
「IBUKIプロジェクト」事務局の堀越千世さんです。
千世さんは、東京都出身で、去年の4月初めからボランティア活動に参加しています。
週末ともなれば、仕事の休みを使って友人と一緒に車で石巻に来ては、泥出し作業をしていたそうです。
ボランティアを通して牡鹿半島にある大原浜の人々と出会い、大原浜の魅力に引かれて、都会生まれ都会育ちだった千世さんも、今では大原浜の「浜っこ」になっています。
「やっぺすスクール」の研修生鈴木おり絵さんも 参加してくださいました。 左:鈴木さん 右:堀越さん |
「もともと自動車の免許がなかった」と言う千世さん。
こちらに移り住んで、自動車免許を取得したそうです。
「浜の予定表のホワイトボードに”千世ちゃん自動車免許取得”と書かれてた」
と、笑いながら教えてくれました。
大原浜の方々はとても心温かく、面白いんですね。
千世さんが住む大原浜・・・
牡鹿半島にあり、石巻の街中から車で約37キロのところにある小さな集落です。
3月11日の地震の震源地から最も近いのが金華山、そして牡鹿半島でした。
大原浜は、仙台の有名な将軍伊達政宗が鹿狩りに何度も訪れた場所であり、今もなお、鹿が多く住んでいる自然豊かな集落です。
そこにある古民家を再建して、牡鹿半島復興の兆しにしようと活動をしているのがOPEN JAPAN(オープンジャパン)の「古民家再生IBUKIプロジェクト」です。
その集落の古民家と蔵を修復して、”気軽に人が集まる場所”を作っていこうという想いで作業が始まりました。
今回再生する古民家は築75年。
そして、隣接する蔵は明治30年、気仙大工の手によって建てられたものです。
その歴史ある古民家をお茶会のスペースとして、食堂や特産物の販売所として、情報発信・交流の場として・・・用途に応じて使い方もさまざまです。
住民の方々とお話をしながらゆっくりと時間をかけて計画を実行中です。
「IBUKIが牡鹿の息吹になりますように」 ちせさん |
私も以前は、地元で働いては、休みになると石巻へ来る・・・そしていつの間にか石巻市民になっていました。千世さんほどハードな距離ではなかったのですが・・・お話をしていると共感することが多くありました。
「ここが大好き」だし、まだまだ「やることがあるから・・・」という想いが今日も背中を押してくれるのだと思います。
千世さんは、浜の人々ともとっても仲良しで、生まれも育ちも都会だった彼女にとって、大原浜の心温かい住民の皆さんは家族みたいな存在なのかもしれません。
被災地で生まれた新たな友情、愛情・・・それがお互いの原動力になっているんだなーと、千世さんのお話を通して感じました。
最後に、ご協力のお願いです。
「まずは目標2000万円!1口1000円でみんなの想いを繋げよう!!」
古民家を直すには多くの費用が掛かります。予定としてる予算は約2,000万円(運営費や蔵の修復費用は含まない)だそうです。
「被災地から離れていてもできる活動の1つとして、ぜひ皆さまご寄付のほどよろしくお願いいたします。そして古民家が再生し始めた際には、ぜひ牡鹿半島の素敵な魅力を感じに現地にいらしてくれることを願っております」
※チラシに掲載されている寄付金の振込先※
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ゆうちょ銀行 お振込先口座番号
郵便振替口座 01660-6-76813
口座名 「古民家再生IBUKIプロジェクト」
通信欄に
・お名前
・ご住所
・メッセージなどをお書きください
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他の金融機関から
店名 一六九(イチロクキュウ)
口座種別 普通預金
口座番号 0076813
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大原浜の復興と再生のために古民家を再生に向けて頑張っています。
ぜひ、ご協力お願いします。
堀越さん、ご協力ありがとうございました。
(取材日 平成24年11月7日)