気仙沼とカキの大好きなkaiiです。
気仙沼市唐桑町で開かれた、第27回リアス牡蠣まつり唐桑「復興感謝祭」に来ました。
会場は販売開始1時間以上前から唐桑産のカキを求める人が長蛇の列を作っています。
「こんなに並んでいて買えるんだいか? 津波の時に心配を掛けた人たちに唐桑のカキを送りたいと思ってきたんだけどね。なんと後ろすごいね。並んだこと~!」
列に並んでいた60代の女性が心配そうに話しています。
販売開始!販売ブースには唐桑産サラガイやホタテなどが並べられています。
唐桑産のカキは小粒ですが濃厚な味が自慢です。
会場の唐桑小学校の校庭は人で覆いつくされていました。
販売開始と同時に待っていた人たちが次々とカキを求めていきます。販売ブースの後ろに重ねてあったコンテナはたちまち空になっていきました。
唐桑産カキの復興には、広島県のカキ養殖をしている方々の大きな支援もありました。
「宮城のみなさんのえがおいつまでも」 安芸水産加工協同組合の理事長・橘隆信さん |
「広島産のカキと宮城産カキは今までもこれからもライバルで同士です。困っているときには助け合うことは当たり前ですよ」
安芸水産加工協同組合の理事長・橘隆信さんが、とても優しい笑顔で唐桑産カキの復興を喜んでいました。
安芸水産加工協同組合の理事長・橘隆信さんが、とても優しい笑顔で唐桑産カキの復興を喜んでいました。
会場では、焼きカキやメカジキカレーの無料試食会も。
唐桑町に伝わる民俗芸能などの披露も行われ、とても賑やかでした。
唐桑町に伝わる民俗芸能などの披露も行われ、とても賑やかでした。
「頑張っています。ありがとうございました」
唐桑町内から来ていた佐藤藤子さんは、たくさんの支援に感謝していました。
「買えるかな?」心配していたカキも無事に買えたようです。
唐桑町内から来ていた佐藤藤子さんは、たくさんの支援に感謝していました。
「買えるかな?」心配していたカキも無事に買えたようです。
気仙沼の復興の小さな足音が少しずつ大きくなっていくことに希望を感じました。
(取材日 平成24年11月18日)